近年、消費者の嗜好や価値観の多様化が顕著となるなか、企業や組織が提供する商品・サービスにも多種・多用途が求められている。ホスピタリティビジネスにおいて、施設、設備、機材などは有形商品であるが、消費者が重視しているものは人的サービス、空間、時間の消費などの無形商品の価値、品質である。 ホスピタリティの定義、解釈は各種説かれているが、本授業ではホスピタリティビジネスの構成要素の1つである「人的サービス」にポイントを置き、従業員に求められる人材・資質などについて深く学習していく。また、施設とサービスの両方のバランスが求められる企業や組織の事例を参考に、理論を加えて、実践知の獲得を目指す。 加えて、消費者が求めているサービスとホスピタリティの違い、ホスピタリティビジネスでの顧客満足、ビジネスとして成功するための基本要素ともなるヒト(従業員)、モノ(商品・サービス)、カネ(資金・収支)の関係について理解する。 授業では、まず、ホスピタリティやホスピタリティビジネスの基本を理解する。その後、様々な部署や役職を経験されたゲストスピーカーのお話を伺いながら、ホスピタリティビジネスの多様なケースを学習する。本授業は、受講者の積極的な参加なくして成立しない。ゲストスピーカーとの対話を通して、ホスピタリティビジネスに関する自分なりの考えをまとめていってほしい。数回、ゲストセッションや事例紹介、講義を総括する授業を設け、受講生同士がそれまでの学びや気づきを共有し、ホスピタリティビジネスの理解を深める。 なお、授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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