産業能率大学

シラバス参照

年度
2026 
講義コード
12329801 
講義名
メディアコミュニケーション論 
担当教員

森田 葉子

配当年次
2年 
単位数
講義期間
前期 
授業形態
講義/対面型 
ナンバリング
IM-FMS-242 

授業の概要
【ブランドの視点で読み解く「伝わる・選ばれる」】
本授業は、ブランドを題材としてメディアコミュニケーションの仕組みを理解する授業である。
企業や商品・サービスのブランドは、さまざまなかたちのメディアコミュニケーションを通じて社会の中で形成されている。ここでは、ブランドを具体的な題材として、企業が設計した提供価値がどのように伝えられ、人々の判断や選択につながっていくのかを検討する。
ブランドは、企業の提供価値がメディアコミュニケーションの積み重ねを通して形成されるものである。送り手(企業)がどのような考えのもとで価値を設計し、どのように表現・伝達しているのか、また、それが受け手(消費者・顧客)にどのように受け取られ、評価や選択に結びついているのかを、双方の視点から捉える。
前半では、メディアコミュニケーションおよびブランドとブランディングに関する基礎知識を学び、後半では、ブランドづくりやコミュニケーション設計に関するワークに取り組む。理論と実践を往復しながら、「伝わる・選ばれる」仕組みを構造的に理解する。
〔担当教員の実務経験〕
株式会社ことのはブランディング代表取締役。ブランドコンサルタントおよび出版プロデューサーとして活動。出版社Gakkenにて約30年間、編集者として書籍・雑誌の企画編集、コンテンツ開発に携わる。雑誌の統括編集長を務めるとともに、映像教材・映像授業コンテンツの制作責任者として、企画立案から制作・編集・品質管理までを担当。これまでに雑誌約500冊、書籍約100冊の制作に関わり、メディアを通じて価値やメッセージを社会に届ける実務経験を有する。独立後は、編集者として培った「モノやコトの魅力を言語化し、社会に伝える力」を基盤に、企業および個人のブランディング支援、出版プロデュース、企業研修等に従事している。
〔実務経験に基づく項目〕
・メディアコミュニケーションの基本構造と、情報・価値が社会に伝わる仕組み
・ブランド戦略およびブランディングの基礎知識
・企業や商品の価値を「伝わる形」に設計する考え方と手法
・メディアを通じたコミュニケーション設計と実践的なワーク 
この科目の到達目標
・自分が情報や価値を伝える立場に立ったとき、メディアの特性を踏まえ、「伝わる」ために配慮すべき点を具体的に発表できる。
・ビジネスの現場で求められているブランディングの基礎知識を理解し、ブランドづくりのポイントを説明できる。
・企業や人それぞれの魅力や価値を尊重し、送り手と受け手の関係を踏まえて、「選ばれる」ためのコミュニケーション戦略について自分なりの考えを示すことができる。 
成績評価の方法
 本学のディプロマポリシーおよび本科目の到達目標を鑑み、授業出席、授業外学習、小テスト、課題提出、定期試験により総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 授業への出席状況に加え、授業中の発言やコメントなど、授業への参画度を評価する。 
授業外学習   20  % 毎回定められたテーマに取り組んでいるか、その内容および達成レベルをもとに評価する。指示および提出はmanaba上で行う。 
小テスト   10  % 毎回の授業中に、講義内容の理解度を確認するための小テストをmanaba上で実施し、その理解度を評価する。 
提出課題   30  % メディアコミュニケーションおよびブランディングに関する理解度と、学んだ内容をもとに考察できているかを評価する。指示および提出はmanabaを上で行う。 
定期試験   20  % 定期試験を実施し、メディアコミュニケーションおよびブランディングに関する理解度を総合的に評価する。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス/メディアコミュニケーションとは何か 
2. ブランドとは何か 
3. なぜブランドが重要なのか 
4. ブランディングとは何をすることなのか 
5. ブランド要素とブランド体験① 
6. ブランド要素とブランド体験② 
7. マーケティングとメディア 
8. SNS広報とブランド戦略(外部講師) 
9. ブランド構築の全体像 
10. ブランド構築の実践①
環境分析による市場機会の発見 
11. ブランド構築の実践②
STPマーケティング 
12. ブランド構築の実践③
ブランド・アイデンティティの設計 
13. ブランド構築の実践④
具体化 
14. ブランド構築の実践⑤
刺激の設計