本科目では人材育成論に関する以下のトピックを扱う。 まず、1日目の授業では、各種調査データを活用しながら、日本企業における人材育成の現状と課題を確認するとともに、今日取り上げられている人材育成研究のテーマを概観する。 2日目の授業では、心理学や教育学で扱われてきた学習理論や学習モデル、動機づけの諸理論を解説し、それらと人材育成とのかかわりを確認する。 3日目・4日目の授業では、組織における人材育成システムの中心であるOJTやそれを補完する目的のOff-JTをめぐる現状と課題を扱う。また、近年の職場学習の研究知見を踏まえ、職場における人の学習・成長のメカニズムを確認する。 5日目の授業では、冒頭で試験を行う。 また、その後、自組織の内部だけで人材育成を留めるのではなく、組織の境界を越え、組織の外部における人の学習の可能性を論じた「越境学習」を取り上げ、その効用と課題について講義を行う。各回の講義では、講義テーマに関する問いについてグループでディスカッションを行う。 履修者は毎回の授業外学習課題において、授業項目に関連する研究論文を読み、その内容をレジュメにまとめ、授業項目に関する理解を深めることが求められる。
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