本科目は、修士論文の作成に必要な一連の研究の手続きについて、具体的に学ぶ。 良い修士論文の作成には、まず、問題意識を明確化し、関連する文献(先行研究)のレビューを通して、研究課題や自身の研究で明らかにすべき問い(リサーチクエスチョン)、調査のための分析枠組みを設定することが重要である。この点がしっかりできないと、意義ある研究につながらず、強い研究動機も生まれない。 次に、設定した仮説や分析枠組みを踏まえ、調査を行い、データを収集することが必要となる。調査には、定量的な調査方法、定性的な調査方法、事例研究等、様々な方法がある。データを収集したのちには、そのデータを分析し、その結果を踏まえ、自身が設定したリサーチクエスチョンに対してどのようなことが言えるか、考察を展開し、先行研究に対する理論的含意や実践的含意を導出していく。 各回の授業では事前に資料を配付するので、内容を精読し、「事前課題シート」に記載された設問に回答の上、授業に出席すること。授業では、教員からの講義形式での説明もあるが、上記の事前学習に基づく質疑応答やディスカッションも行う。本科目での学習を踏まえ、自身の研究テーマに関する先行研究の探索・整理を行うとともに、最終的に、今後の研究計画を作成し、提出してもらう。
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